トップ > 宅建 試験日・勉強スケジュール > 宅建業法の覚え方
宅建業法の覚え方
【20問を得点源にする暗記戦略】
宅建業法は50問中20問。暗記がそのまま点になる唯一の科目です。35条・37条の区別、頻出数字の整理、丸暗記に頼らない定着法をまとめました。
なぜ宅建業法から固めるのか
宅建試験の合格基準点は例年35〜38点前後。宅建業法だけで20問あり、権利関係(14問)より難易度が低く、 「覚えたことがそのまま点になる」科目です。合格者の多くは宅建業法で18点前後を確保し、 残りを法令上の制限・税・権利関係で積み上げます。逆に宅建業法で落とすと挽回が非常に難しくなります。
頻出テーマの優先順位
- 重要事項説明(35条)・37条書面 — 毎年複数問
- 8種制限(クーリングオフ・手付など、自ら売主の規制)
- 免許(欠格事由)・宅地建物取引士
- 営業保証金・保証協会
- 媒介契約・報酬計算・広告規制
最頻出の悩み:35条と37条の区別
受験生が最もつまずくのがこの2つ。条文番号の丸暗記ではなく、「何のための書面か」という目的から導くと、ひっかけ問題に強くなります。
| 項目 | 35条書面(重要事項説明) | 37条書面(契約書面) |
|---|---|---|
| 目的 | 契約するかを判断する材料 | 契約内容の証拠を残す |
| タイミング | 契約が成立するまで(前) | 契約成立後、遅滞なく |
| 説明義務 | 宅建士が説明必須(相手が宅建業者なら交付のみ) | 説明不要・交付のみ |
| 交付の相手 | 買主・借主側 | 契約の両当事者 |
| 宅建士の記名 | 必要 | 必要 |
ひっかけ対策のコツ:「代金の額・引渡し時期・移転登記の申請時期」は契約で決まることなので37条書面の記載事項であり、35条にはありません。 迷ったら「契約前に決まっている情報か(35条)、契約して初めて決まる情報か(37条)」で判断します。
頻出数字の一覧【似た数字はまとめて覚える】
数字はバラバラに覚えると混ざります。同じグループでまとめて表で覚えるのが定石です。
| テーマ | 数字 |
|---|---|
| クーリングオフ | 書面で告げられた日から 8日以内 |
| 手付の上限(自ら売主) | 代金の 2割(10分の2) まで |
| 手付金等の保全措置 | 未完成物件:5%超 or 1,000万円超/完成物件:10%超 or 1,000万円超 |
| 営業保証金 | 主たる事務所 1,000万円・その他の事務所ごとに 500万円 |
| 弁済業務保証金分担金 | 主たる事務所 60万円・その他の事務所ごとに 30万円 |
| 専任の宅建士 | 事務所は従業者 5人に1人 以上・案内所等は 1人 以上 |
| 変更の届出 | 30日以内 |
| 免許・宅建士証の有効期間 | どちらも 5年(免許の更新申請は満了の90日前〜30日前) |
| 媒介契約(専任) | 有効期間 3ヶ月・報告は専任 2週間に1回/専属専任 1週間に1回・指定流通機構への登録は専任 7日以内/専属専任 5日以内(休業日を除く) |
| 報酬(売買・代金400万円超) | 代金 × 3% + 6万円(+消費税) |
※ 法改正で数字が変わることがあります。最新のテキスト・過去問で必ず確認してください。
丸暗記に頼らない4つの定着法
① 目的から導く
宅建業法はすべて「素人の買主を守る」ための法律。「この規定は誰を何から守るか」を考えると、細部を忘れても選択肢を絞れます。クーリングオフが事務所での申込みに適用されないのは、冷静に判断できる場所だからです。
② 似た数字をグループで覚える
「8日」「2週間・30日」「5年」のように、混ざりやすい数字ほど一覧表にして比較しながら覚えます。バラバラに覚えるのが一番混乱します。
③ 読むより思い出す(想起練習)
テキストを読み返すだけでは定着しません。「営業保証金はいくら?」と自分に問い、答えを見る前に思い出す。この負荷が記憶を強くします。タイピングで打って答えるとさらに効果的です。
④ 間隔をあけて反復する
覚えた翌日→3日後→1週間後、と忘れかけた頃に復習するのが最も効率的(間隔反復)。試験直前の一夜漬けより、薄く長く回す方が本番で出てきます。
無料の暗記アプリ
宅建業法の頻出語句を
今日から反復しよう
記憶虎の穴の宅建プリセットなら、タイピング・間隔反復・フラッシュカードで 上の数字モノをそのまま練習できます。登録なしでお試しできます。
完全無料・クレジットカード不要